concept

八ヶ岳工房 concept

 皆様へ    2007年7月23日以来 お付き合いを頂いたお客様とは何かあればれば先ずは 羽賀に相談を  と言って頂ける様なホームドクターとしての会社になれる様に 技術力,提案力を高め
誠実で安心して頂ける工務店として 精進を致して参りました。 お蔭様で何度も何回もOBのお客様からは
工事依頼,ご相談を頂きながら今年の7月で 17年を迎える事が出来ますのは お客様 皆様のお蔭様と
心より感謝を致して御座います 誠に有難う御座います これからも皆様のお力になれます様に
生涯この仕事を続けさせて頂きます事をお誓い致します これからも変わらず宜しくお願い申し上げます。

                              令和6年 7月1

日 八ヶ岳工房 羽賀理之

ここから未来へ

昨今の住宅事情は 目まぐるしく変わって来ており 環境への配慮,健康問題(ヒートショック,アレルギー等々)又、
建築物省エネ法の改正(令和元年5月17日公布)により 省エネ性能に関する説明の義務(性能を満たしているか否か)が2年以内に施行されます 全体に住宅の性能が引き上げられる事は 住む人には優しく,環境への影響も低減の一歩にはなるかと思い 施行される事は良い事だと思います。 当初は省エネを満たさなければ 建築は出来ないと言われていましたので 準備を3年前から準備をしてきました (外皮基準,一時エネルギー消費量基準への対応) 対応の確立が出来ていない事業者が多いのと 外皮性能が低いと言って伝統木造住宅が造れなくなっては困るといった意見等がでて断熱性能だけでは 語れない良さを持つ建物の存続を考慮して 当初の方向から大分変更されました(ログハウスは断熱を考えないともう建てられないと思ってましたので そこはほっとしましたが)しかし外皮計算はして 性能を満たしているか否かの確認と 満たす為の方法とその為の金額等を 建て主の方にお伝えするのを義務付けという 制度となります 性能以下でも建てられるのですが 新築するのに性能を満たせていないのを納得して建てられるのも 如何なものでしょうか どうしても金額的に下げる為にはと お客様から言われれば仕方無い事かもしれませんが・・・
私の自宅は 9年程前に新築させて頂きました 今回の性能基準と比べますと 性能には満たされておりません それなり その時のベストと思える建材,資材を選びました サッシのガラスもLOW-Eガラスを使いました 今では主流ではありますが その時は未だ主流はペアガラスで御座いました 今では樹脂枠にLOW-Eガラスが主流だと思いますが 私事ではありますが、娘二人が小学生の時でしたので 新築を建てるのは丁度良い時期であったと思います 又建築業を営んでいる以上 お客様も来られるので 外観,内観もそれなりに 吹き抜けを大きくして インパクトを与えられる様にと大胆な部分もあったり でも予算は借入でしたので 実際はかなりおさえての建築なのです かなりの部分を自分で施工して75歳までの30年払い(最後まで払わず保険でと 家族は安心ですが 笑)の予定での新築事情です。 只、次女が現在高校2年生 進学する場合は後1年後には 夫婦二人となり とても二人ではこの建物は広すぎる 暖房費等も考えると半分以下にしたい(建築面積 48坪 延べ床面積36坪 かなり吹き抜け大きくしてしまいました。)正直言って
4間×4間=16坪ぐらいであれば 借入も少なく 暖房費(小淵沢は寒いので)もとても少なく快適で この先
妻がひとりにいずれなっても(私より若いので)後の事を考えると安心して私は先に逝けますなんて 本当に考えます 一般のお客様は 最近はDIYでされる方も大分多くはなっているとは思いますが それでも殆どは ハウスメーカーさんにお願いされて多額な負担をされているのだと思います 正直これからのご時世 大きなお家,カッコ良いお家を皆が 夢見ますが よくよく考えて下さいと思います 子供さんが育つのは あっという間です すぐに進学となり家のローン以外の出費は莫大です
子供も奨学金を借りてくれるのでしょうが それ以外にも大分負担はあります 無償化なんて話がありますが 親が破綻してしまいます ローンはなるべく少なく 家は最小限で性能の良い長持ちして 経費の少なくて快適に住める 20坪前後が良いのではと思っております 余裕のある方は別ですが シニアから建てら
るのであれば 絶対にそうしております これから子育てがあっても後々の事を考えて 勉強部屋を離れに建てて(DIYで)後に物置か趣味の部屋にするとか なんて言ってますと私の本業の仕事が・・・ 無駄のなくシンプルにすっきり物が少なく住みたいと考えます 特別広くはなくても 仕様にはこだわって良い物を選んで頂く(無垢の床,天井 内壁は調湿してくれて,サッシは私は樹脂ではなくて(南側の樹脂サッシの枠の変形,タワミを確認して 知り合いのお宅ですが) アルミ複合でガラスはトリプルのLOW-Eのダブル 外壁は自然素材(シラス壁,天然木T&T等)で断熱性能は最低でも断熱等級4基準をクリアして 基礎の外断熱(外側,内側)はシロアリの危険が大変心配なので床断熱で冬は床下は風が通りリセット出来るのが良いと確信しております。 そしてそんな良い仕様でも少しでも後々ゆとりをもって生活して 穏やか日々をご家族と暮らせて頂ける様に お手伝いをさせて頂ける事に生きがいを持ち ここから新たにスタートを切らせて頂きます。 終の棲家シリーズと名付けてご提案をさせて頂きます 宜しくお願い致します。

羽賀 理之

※とても長文になってしまいまして申し訳御座いません お付き合い頂き誠に有難う御座いました。
ご家族のお幸せを 心よりお祈り申し上げます。